新年長になって思った、もっとやっておいたらよかったこと

2022年秋に新年長になったわけですが、その時にもっとやっておいたらよかったなと思ったことがいくつかあります。「はさみ」とか「ちぎり」とかそういった技術の前段階の話だと思います。

  • 指の力をつけておくこと
  • 家族で話をする時間をとっておくこと

指の力をつけておくこと

小学校受験において巧緻性というのは重要なキーワードだと思いますが、何をするにしても指の力が大事だなと思うことが多いです。指の力がないと何をするにしても動作が遅くなるんですよね。

はさみももたつきますし、クレヨンやのりなどの道具もぽろっと落としやすい。なぜこんなに不器用なんだろうと悩んでいたのですが、お教室の先生に「指の力」と言われてなるほどなと思いました。

世の中便利になった分、指の力を使うことがなくなっているとのこと。蛇口をひねることも珍しいですしドアも自動だったり押すだけ引くだけ。日常生活でなかなか指の力が鍛えられないのです。

そこで先生にお勧めされたのは、「粘土遊び」でした。適度な大きさに分けたり丸めたりくっつけたりという動作は全部指の力が大事です。指の力は一朝一夕に身につくものではないのでもっと小さいころから継続しておけばよかったなと思いました。

家族で話をする時間をとっておくこと

こういう書き方をすると全然話をしていなかったように見えますが、そういうわけではないです(笑)

自分の意見をきちんと発言する練習と、人の話を聞く練習ですね。例えば夜に「今日の出来事」「楽しかったこと」「悲しかったこと」などテーマを決めてそれぞれ発表するような時間をとるようなイメージです。

息子が特に苦手だったからかもしれませんが、「今日楽しかったことは?」と聞いても「公園いった」くらいしか返ってこないんです。「いついったの?」「誰といったの?」「何して遊んだの?」と色々聞いて、「今日お昼ご飯の前にクラスみんなで公園に行ってすべりだいをしたのが楽しかったのね」と私がまとめます。こういう会話をしていくと、聞かれたことに対して何を言えばいいのかだんだんわかってくるようでした。

また、興味をもって人の話を聞くというのもくせ付けが大事だなと思います。「おかあさんは次男くんとお散歩に行ったよ」に対して「どこに行ったのか」「なにを見たのか」などの質問を夫にしてもらうと、だんだん気にすべきポイントがわかってくるようでした。

新年長になってからこういった会話に気を付けて生活をしていて、年長目前の今ずいぶんと成長したと思います。(それでもまだまだ口下手ですが)

ペーパーは年少からやっていなくても、最悪新年長からでもがんばれば追いつけるような気がしますが、上記のような一朝一夕で身につかないスキルは小さいころから意識してやっておけばよかったなと思いました。